解体工事の流れ
安心安全のためにフローを整備して解体いたします。
05. 近隣説明及び家屋調査等
近隣説明を基本個別で行います(建物が大きい場合は近所の会議室等でまとめて説明)。RC造などの大型解体の場合は、近隣への家屋調査を第三者機関へ依頼し、工事前、後での変化が無いかの調査を行います。
06. 諸官庁への届出
工事の案内看板設置や近隣さまへ説明内容等を行政に報告します。施主様からの委任でリサイクル届出書の提出も代行致します。また特定建設の作業実施届出、足場や石綿等における申請も対応可能です。
08. 職人や保安員への施工計画の伝達
現場での残し部分や、境界印、施工計画などを現場内で職長や作業員全員へ伝達を致します。また保安員(ガードマン)にも近隣事情やその日に搬出入する車両の台数など伝達を行います。
09. 搬入路等の確保工事
小さな現場では『工事車両をどのように現場内に入れるか?』をまず検討致します。敷地内に入らない場合は、道路使用許可を取得し、保安員監視のもと、歩行者や車の交通の妨げにならないよう工夫します。
11. 建屋周囲の養生
建屋の周囲を養生(防炎/防音シート)を行います。養生は現場内で発生する粉塵の抑制だけでなく、破片等が現場外に飛散するのを防ぐ役割があります。※鉄筋コンクリート造や鉄骨造解体時には防音パネルなどを利用。
16. 基礎土間等の解体
上屋がきれいに無くなった後に、基礎や土間を解体していきます。木造建築物では上屋を無くしてからではないと、木くずのゴミと基礎のコンクリートが混じってしまう為、リサイクルができなくなります。
18. その他地中障害物等の対応
基礎下の掘削については搬入した重機の先端部分(バケット)の深さ分で障害物が無いか探りをいれます。基礎下すぐに地山がでる場合は、地山を掘ることをせず、探り堀は行いません。
解体工事の注意点
解体工事での注意点は、現地調査に来た方の施工計画や見積書の作成により、工事の仕方が変わります。解体工事は無くなるものですから、ほとんどの皆さまは工事にお金をかけたくないと思います。ですが『土地を売却する際に埋設物が残っていた』、『解体工事業者が手荒く酷い業者であった』という問題は、新築の業者だけでなく、新しく家を建てたお施主様に長年つきまとう問題となってしまいます。安かろう悪かろうで済ますことは出来ない問題であり、環境汚染や近隣トラブルを未然に防ぐ為には、適正な施工計画をもとに正しい工事金額があることを知って頂きたいと思います。解体工事をご検討される際には、注意点などを詳しく理解し、優良な解体工事業者を選定して頂きたく、お願い申し上げます。
最後に、私達は現地調査や施工計画の立案と見積書提出を”無料”で行っております。他社さまのお見積りが適正かどうかの判断にお困りの場合でも気軽にご相談頂けたら幸いです。